冷凍食品

 晩ご飯を買いにいつもの弁当屋さんへ・・・いこうと思ったけどラーメンに入れる卵も欲しかったのでスーパーに行くと、冷凍食品が半額だったので五目チャーハン(かに入り)を買って帰る。

 まぁ、一回でも冷凍食品を買ったことがあるひとはわかると思うんですが、だいたい二人分なのですよね。それはそれでまた縛って冷凍庫に入れておけば問題ないわけですが、うちには冷凍庫がないのです。氷が作れるほど冷える程度の能力はありますが、冷凍食品やアイスの保存には向きませんと明記してある手前入れにくい。向かないだけで不可能ではないという読み方もできるんですけどね。

 でもまぁたぶんここなら明日までは持つだろうから最悪昼ご飯にまわすべ、と思ってとりあえず一人分をお皿に盛ってみる。

 「・・・結構少なくね?」

 冷凍食品の一人分ってだいたい「それだけ」を食べようとしたら男の子なら腹八分目手前ぐらいで終わってしまいますよね。実家にいたとき昼ご飯が冷凍ピラフで弟と分けて食べることが何度かありましたが、男二人じゃあきらかに足りないご様子で。

 というわけで、袋からちょろっと取り出してみる。けど皿がでかいのかなんなのかあんまり見栄えが変わらない。最悪また明日暖め直すことを視野に入れて全部盛ってみると・・・まぁちょうどお皿にぴったりぐらい。そのままレンジへ。待つことしばし、完成。まあ予想はしていたことですが、解凍された五目チャーハンは凍っていたときより嵩が減る。お皿あっついあっついしながら部屋にもって帰って、一緒に買ってきたラーメン用の半熟卵をその上に落として、日本酒をコップになみなみ注いで、いざ対面してみると案外たいしたことなさそうな感じに見えた。

 (半熟卵、冷たすぎ。あらかじめ冷蔵庫から出しておけば良かった。)

 ごちそうさま。意外とたいしたことなかったな!おまえ!(まぁ200円だしな)

 その後お風呂でちょっと苦しくなったのは言わないでおく。

 さらにその後部屋に帰ってきてぼてーっとしたおなかが見えたことも言わないでおく。