晴れたら晴れたで暑すぎる罠

ひ

 今日はなんか去年の秋から一人で作っているソフトを納入予定先の使う人に説明して実際に使うための意見をいくつか吸い上げるんじゃーみたいな会を開催。いつもの課長さんたち3人と、せいぜい2、3人だろうと高をくくっていたらなんか十人以上いるの。正直ビビったね。こんなに居るならもうちょっと気合いを入れて資料を作ってきたのに。なんか前作ったやつを流用してやっつけで作っちゃったよ。

 で、そのソフトっていうのは、平たく言うとソフトウェアの自動試験ツールなわけですが、彼らはそれをやるのに設定がめんどくさそうだのなんだの言う。設定がめんどくさいというのはともかくとして(それでもこちらとしては相当やりやすいように作ったつもり)、自動化の最大の利点である「実施の自動化」、つまり試験を実施するときの人手があわよくばゼロになるかも知れないと言う状況で(実際には試験のすべてを自動化するわけではないのでいいとこ50%でしょうけど)準備に時間がかかるだのなんだの言うのはそりゃないよとっつあん、てなもんでしょう。
 試験なんて繰り返してなんぼ。仕様が決まればやるべき試験の内容は自動的に決まる(そのすべてを仕様書に過不足無く落とせるかは別問題)、つまりこの作業は一回。あとは試験してミスが見つかったら修正してまた試験、と何度も繰り返すわけですから、長い目で見れば(そんなに長くなくて良いと思うけど)自動化することによって生ずる付随作業は無視できるのです。というのがまぁ営業トークなんですが、正直なところ新しいのをやらされるのはめんどくさいからなにかと文句をつけて流れるか最悪自分がやらなくていいようになったらいいなぁというパワーゲームに似た構造になってるんじゃないかなぁと思ったりした。って俺なに書いてるんだ。これ以上書くと企業秘密の漏洩になりそうだからこの辺でやめとこう。