みく

引越しでごたごたしてネットにつなげないうちにボーカロイドが大変なことになっていた。
取り残されてしまったのでとりあえずにこにこで適当に見ていたのだけど、キーボードクラッシャーで腹筋崩壊した。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1103320


まぁそれはそれとして、この異様なまでのブームを思うに、やはり二次元界隈で「自分の思い通りの言葉をしゃべる(この場合は歌う、ですが)」ということに対するすさまじいまでの需要というか妄想というかパワーというか、そういうものを感じた。
3Dモデリングレンダリングの技術向上で「自分の思い通りに動く」というのはほぼ達成されたように思う。素人でもちょっとできる人ならりんごさんぐらいのモーションは普通に書ける時代になった。
Vocaloidは完全な合成音声ではないけれど(ネタ元の声の人がいる。ミクはつよきすアニメの蟹の人)、元ネタなしでこのレベル以上にできるようになって(あらゆる声質でそれなりに歌えるようになって)、会話音声もそれなりに違和感なくしゃべれるようになるには10年あれば十分すぎる気がする。五年ぐらいでいけるのかも。
音声認識とか構文解析なんかの技術も着実に進化しているし、となれば任意レベル(任意≠voluntarily。ここでは伺か)の会話エンジンとでも組み合わせればそこそこまともなアンドロイドがもうすぐできちゃうんじゃないの?と思ったりもする。

ま、アトムレベルはまだまだ先にならないと出てこないでしょうけどねー。