天使系

毛玉の存在が残念すぎる。

タイトル
ふしあわせなら手をつなごう! (電撃文庫)
著者
日比生典成
出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2008-08-10
媒体
文庫(312p/¥ 641)
内容。手をつなぐことで幸運を分け与えることができる少年と、その周辺の話。基本的に青臭い少年の話なんだけど、うーん、なんというか、リアリティがなさ過ぎて扁平な印象でした。
小5の呪い屋とか毛玉とかなかなかいいものは持っていると思うので、こんな微妙なまとめ方をせずにもうちょっと話を広げて大げさにすればよかったのに。なんというか、主人公の設定から話を決めてそのとおりに進めたんだけどそのルートはまだ早すぎるでしょう、脇役が残っちゃったよ、みたいな印象でした。