えー、嫁の父、いわゆる義父が亡くなりました。
肺ガンでしたが、入院期間も短く最期は家族に看取られての旅立ちとなりましたので、本人がどう感じているかはもはや確かめようがありませんが、悪くはない最期だったのではないでしょうか。毎度の事ながら、残された方が死を実感するのはまだ先のことになりそうです。

そういえば誰かが癌は人間が誰しもかかる可能性があるものの、突然死することはなく今際の際の別れも十分にできるある意味で非常に慈悲深い病であるとか言ったのを聞いたことがあるような気がしますが、実際に直面してみるとやっぱりそうなのかなぁ、でもなぁ、と複雑な心持ちです。
慈悲深くはあるのですが、残酷であるのも確かなので。



仮に癌の特効薬がこの世に本当に生まれるのだとしたら、それは「不老不死の薬」に違いなく、仮にそんなモノが生まれてしまったら、それを富士山の頂上で燃やさなければ死よりも恐ろしい未来が待っている様な気もしているのでした。



その薬は月にありますか?